皆さんは桂二葉(かつらによう)さんという方をご存知でしょうか?
今最も注目すべき女流上方落語家と言われています。
どこかとっつきにくい印象がある、上方古典落語ですが桂二葉さんの落語は「とにかく面白くて、分かりやすい」と好評で独演会のチケットは即完売!!
そんな大人気の桂二葉さんは2025年2月9日にTBS系列で放送された「情熱大陸」でも特集されました。
この記事では、今最も注目すべき女流上方落語家と言われている桂二葉さんについてまとめました。
桂二葉さんについて

ここでは桂二葉さんについてまとめました。
プロフィール
桂二葉(かつらによう)
- 本名:西井史(にしいふみ)
- 生年月日:1986年8月2日
- 血液型:O型
- 身長:166cm
- 出身:大阪府大阪市
- 身長:166cm
- 学歴:京都橘大学 文学部文化財学科
- 職業:落語家
- 所属:上方落語協会 株式会社ステッカー
経歴
- 大学卒業後スーパーマーケット青果部正社員を経て、2011年3月9日に桂米二に入門した。
- 2021年 「令和3年度NHK新人落語大賞」で「天狗さし」を演じ、女性として初めて受賞した。
- 2022年4月16日 池袋演芸場で落語芸術協会四月中席夜の部(主任:柳亭小痴楽)の日替わり出演枠に顔付けされ、江戸落語の定席興行に初めて出演して「天狗さし」を演じた。
- 2022年8月31日 米朝事務所を退社し、9月よりステッカーに所属。
- 2023年5月 バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」に新探偵として加入。落語家として加入するのは桂小枝が降板してから10年ぶりであり、女性の落語家が探偵になるのは初めてのこととなる。
- 2024年8月5日 慢性扁桃炎の手術のため入院することを発表した。同月14日、退院を報告。
受賞歴


- 2021年 令和3年度NHK新人落語大賞
- 2022年 第17回繁昌亭大賞
- 2023年 第77回文化庁芸術祭賞 関西文化圏ニューパワー賞
- 2023年 第40回 咲くやこの花賞
- 2023年 令和5年度京都府あけぼの賞
- 2023年 ForbesJAPAN WOMAN AWARD 2023 個人部門賞
取得資格
- 博物館学芸員
- 書道5段

博物館学芸員と書道5段を、取得されているので仕事の幅が広がりそうですね。
上方落語とは?
上方落語(かみがたらくご)は、主に大阪や京都を中心とした関西地方で発展した落語の流派です。
江戸落語と並ぶ二大流派の一つであり、独自の特徴を持っています。
- 座布団に座らず、立って演じる「見台(けんだい)」と「膝隠し」
- 上方落語では、見台(小さな台)と膝隠し(布の衝立)を使い、膝を隠した状態で座るか、立って演じることがあります。
- 二人で演じる「掛け合い」
- 上方落語には「二人落語」と呼ばれる形式があり、複数人で演じることが特徴的です。
- 動きが多く、派手な表現
- 江戸落語に比べて身振り手振りが大きく、動きのある演出が多いのが特徴です。
- 登場人物の
- 上方落語は関西弁で語られ、テンポの速い語り口が魅力です。



普段、私たちがよく目にする江戸落語とは違う面白さがあります。
YouTubeでも見れますので、ぜひご覧になってください。
桂二葉さんが、今最も注目すべき女流上方落語家と言われる理由




桂二葉さんの落語は、大阪ことばが息づく上方の古典落語を守り演じながらも、愛嬌あふれる人々、たくましく生きる人々を自らの感覚で活きいきと描くのが特徴です。
「女性が古典落語を演じることは難しい」と言われた定説を覆そうともがき、2021年度NHK新人落語大賞で女性初の大賞を受賞。
難しい印象がある、古典落語ですが、桂二葉さんの落語を観た感想は「とにかく面白くて、分かりやすい」と評判で独演会のチケットは即日完売!!



桂二葉さんをきっかけに落語ファンになった人が多いというのもうなずけますね♪
桂二葉さんは、今最も注目すべき女流上方落語家と言われていますが、本人は納得いかない様子で「“女流”ってよく言われますけど、なんか”二流”って言われてるようで、めっちゃ腹立つんです。だって男性には言わないでしょ?正直、この話うんざりしてるんですよね」と語っています。


大人気の女流落語家蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さんも桂二葉さんを大絶賛しています。
若手の女の子たちは、みんなそれぞれ輝いています。でも、ひとりを挙げるとしたら、やはり上方落語の桂二葉ちゃんでしょうか。2021年に、新人落語家の登竜門である「NHK新人落語大賞」で、審査員全員が満点という快挙を成し遂げ、女性初の大賞を獲得した実力者。
しかも、女性でも落語ができることを証明したうえで、受賞後のコメントで「ジジイども、見たか!」って発言して。
新聞の見出しにまでなったんです。これだけ印象的な言葉を、場の空気をこわさずに言ってのけた二葉ちゃんは、本当にカッコいい女性の落語家だと思います
まとめ




この記事では、今最も注目すべき女流上方落語家と言われている桂二葉さんについてまとめました。
桂二葉さんは、天性で演じているのだろうと思っていましたが、落語会が終わると毎回、お客さんのもとへ行き、写真撮影やサインに応じたり、ときにはダメ出しを求めたりして常にファンを大切にする姿勢が伺えます。
今や上方落語を代表するニューリーダーと呼ばれる存在になっても自己研鑽を忘れない桂二葉さんに、これからも注目していきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。