今回は、高知県高岡郡四万十町にある木工房「自然木工房MOKUMOKU」を紹介します。
「自然木工房MOKUMOKU」は食器や家具、小物を一点一点手作りしています。
そんな「自然木工房MOKUMOKU」は、2025年4月26日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
この記事では、高知県高岡郡四万十町にある一点一点手作りしている木工房「自然木工房MOKUMOKU」についてまとめました。
「自然木工房MOKUMOKU」について


基本情報
自然木工房MOKUMOKU
- 住所:高知県高岡郡四万十町米奥191
- メール:doichan3104@gmail.com
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/doichan3104/


特徴


「自然木工房MOKUMOKU」は、高知県高岡郡四万十町にある、木工職人・土居聡さんが営む小さな工房です。
2018年にオープンし、個性的な杢目(もくめ)を持つ端材や、通常なら捨てられる木の根・枝の付け根などを使い、食器や家具、小物を一点一点手作りしています。
MOKUMOKUのこだわり
- “端材”の命を生かす
木目がまっすぐな木ではなく、形や模様が個性的な木材を使用。
捨てられるはずの木に新しい命を吹き込み、暮らしの中に温もりを届けています。 - すべて手作り・一点モノ
コップ、お皿、スツール、椅子など、年間1200点以上をすべて手作り。
木の表情に合わせた一点モノの作品ばかりです。 - 四万十町と高知市の二拠点活動
平日は四万十町の工房で制作。
土曜日は「高知オーガニックマーケット」日曜日は高知市の「日曜市」で作品を販売。
直接お客様とふれあい、木のぬくもりを伝えています。
工房の様子


工房の中には、作品を展示するスペースや、地域の人が立ち寄れるくつろぎスペースがあります。
地元の商店のお母さんたちと交流したり、四万十町の自然を感じながら、ものづくりの時間を大切にしています。
ヒストリー


高知県四万十町で木工職人として活躍する土居聡さんは、50代で脱サラし「人生に悔いを残したくない」と木工の道に飛び込みました。
高知市出身の土居聡さんは、車の販売店、路面電車の運転士、福祉施設職員など、家族を支えながらさまざまな仕事を経験。
趣味で始めた木工が評判となり、2018年に「自然木工房MOKUMOKU」を開業しました。
土居聡さんの作品は、個性的な杢目を持つ木の端材を使った、世界にひとつだけの手作り品。
食器から家具まで年間1200点以上を制作し、土曜日は「高知オーガニックマーケット」日曜日は高知市の「日曜市」で作品を販売しています。
「高知オーガニックマーケット」について


緑に囲まれた県立池公園で毎週土曜に開催されている「高知オーガニックマーケット」は、有機農法によって栽培された野菜や果物、県産・国産の食材や昔ながらの製法で作られた調味料を使った加工食品、手作りの工芸品だけが並ぶ市。
「売りつつ学び、買いつつ学ぶ」をモットーにしており、作り手と買い手のコミュニケーションを図りながら、楽しく充実したお買い物をできる場となっています。
素材にこだわった食品が買えたることから子育て中のファミリー世帯が多く訪れ、公園で遊んだりピクニックをする光景も見られます。
基本情報
高知オーガニックマーケット
- 住所:高知県高知市池2311-1(高知県立池公園内)
- 開催日:土曜日(荒天時は中止)
- 開催時間:8時〜14時ころ
- 店舗数:約60店舗(日によって変動します)
- 駐車場:あり
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/kochi_organic_market/
歴史


高知市の「日曜市」に出店していた弘瀬さんご夫妻(高知オーガニックマーケット出店者組合代表)が、「日曜市には有機農産物を販売する店と、その店を渡り歩いて買い物をするお客さんがいる。ならば有機農産物に特化した生活市があっても良いのではないか」と2年かけて計画。
「土曜の午前中こそ家族で買い出しへ行くのに当時は土曜市がなかった」ことから、2008年3月より毎週土曜日に開催することとなりました。
当初は高知市桟橋通六丁目の港湾用地にて「港の土曜市」として開かれていましたが、2010年1月から現在地に移転し「池公園の土曜市」となっています。
特徴


「高知オーガニックマーケット出店者組合」では独自に農作物栽培基準や加工食品ガイドラインを定めており、各店では栽培地や使用する肥料・資材などの情報を提示。
さらに、作り手のこだわりや考え方も知ることができ、お買い物をしながら農業・食・環境への関心が沸いてきます。
また、廃油の回収や、化学合成洗剤を使っていない子ども服の無料交換会、エコや伝統にまつわるワークショップなども開催されており、参加して学ぶこともできます。

音楽フェスのようなマーケットですね♪
おしゃれなお店もたくさん出店してます!!
高知市の「日曜市」について




高知城のおひざもと、東西約1kmにわたって約400店が並ぶ「日曜市」。
片側2車線を歩行者天国にして南北両側に店がずらりと軒を連ね、農作物や加工食品、花や植木、生活雑貨などさまざまな商品が販売されています。
県内各地から生産者が集うので、他ではあまり見かけない珍しい逸品に出会うこともしばしば。旬の野菜や果物を買ったり、食べ歩きグルメを楽しんだり、さらには、地元生産者との会話を楽しんだり、一回では楽しみ尽くせない魅力が満載です。
基本情報




日曜市
- 住所:高知県高知市追手筋
- 開催日:日曜日(1月1日・2日、8月10〜12日を除く)
- 開催時間:4〜9月 5時〜17時 10〜3月 5時30分〜16時
- 店舗数:約400店舗(長さ約1km)(日によって変動します)
- 駐車場:有料駐車場は周辺に多数あり
歴史




高知の街路市の歴史は、1690年の江戸期にまでさかのぼります。
第四代土佐藩主・山内豊昌公が、藩の政策として場所と日取りを定めた市=「日切り市」を認めたことに始まるといわれています。
その日切り市は、日本へ太陽暦が導入されたことをきっかけに、1876年に現在のような「曜日市」となりました。
そして、官庁が日曜休日・土曜半休になったことに伴って、それまで朝倉町・蓮池町・新市町で開かれていた市を、本町一・二丁目で日曜日にまとめて行うようになったことが日曜市の起源といわれています。
その後、街の発展によって場所が移転し、最終的に追手筋で開催されるようになりました。
特徴




とにかく距離が長くて、お店がたくさん!その出店者も県内各地から集まっており、高知市以外の特産品や珍品も数多く並んでいます。
また、土佐打刃物、陶芸、竹カゴなどの工芸品を製造販売するお店もあれば、手作りの洋服や子どもが喜ぶおもちゃなど、お店の個性もバラエティ豊か。
そのなかでお店の人たちは「うちの商品をぜひみていってほしい!」とさまざまな方法でアピール。
元気な土佐弁で声をかけられたり、思わず笑顔になるほど楽しいPOPが並んでいたりするのも、日曜市の密かな魅力。
一度歩いただけではすべてを見て・楽しみ尽くすことはできないので、行ったり来たり往復しながら満喫しましょう。
まとめ




今回は、高知県高岡郡四万十町にある一点一点手作りしている木工房「自然木工房MOKUMOKU」についてまとめました。
木の特性を利用した、おしゃれで使い勝手の良い作品を丁寧に手作りされているのに驚いた方も多かったのではないでしょうか?
本来なら捨てられてしまうような木材も工夫とセンスで商品化されているのを知り深く感銘を覚えました。
「自然木工房MOKUMOKU」の製品はで、「高知オーガニックマーケット」か「日曜市」で購入できるので、「自然木工房MOKUMOKU」の製品を購入しにいくついでに、高知名物の市を堪能してみてはいかがでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。