今回は、東京都杉並区西荻窪にある昭和なレトロ感が漂う銭湯「天狗湯」を紹介します。
「天狗湯」の歴史は古く1954年に、現在の西荻窪に移転してから70年以上地元の方々に愛されています。
現在の店主さんは、3代目の澤成一さん。
3代目として現状に満足することなく、「天狗湯」や周りの地域のために、いろいろな企画を考え実行されています。
そんな「天狗湯」は、2025年3月2日にテレビ東京系列で放送された家、ついて行ってイイですか?で紹介されました。
この記事では、東京都杉並区西荻窪にある昭和なレトロ感が漂う銭湯「天狗湯」についてまとめました。
「天狗湯」について


老舗の銭湯にしては綺麗な外観でおしゃれです♪
初めての方でも入りやすように、入り口はガラス扉にしているそうです!!

外観から配慮が行き届いてます!!
外から中野様子が伺えたら、安心して入れますね♪
基本情報
天狗湯(てんぐゆ)
- 住所:東京都杉並区西荻南1-21-4
- 電話:03-3333-9461
- 定休日:火曜日 金曜日
- 営業時間:15時45分〜23時45分
- 開業:1954年
- 公式HP:http://blog.livedoor.jp/sirakababbq/




内装は昭和のレトロ感を残しながらも、清掃が行き届いていて快適に過ごせます。
受付も番台ではなくフロントなので女性の方でも安心です。
特徴




「天狗湯」の浴槽は高温浴槽・中温浴槽・中低温浴槽・地下天然水浴槽と4種類温度が違い、好みにあった湯を選ぶことができます。
お湯は、地下160mから汲み上げる地下水を浴槽、カラン、シャワーに使用しています。
女湯には発汗効果の期待できるスチームバスもあります。(男湯には無いです・・・)
浴室は明るく、昭和レトロな感じが残っており、落ち着いた空間となっています。
浴室の壁にある、富士山やタイル絵を眺めながらタイムスリップしたような感覚でお風呂を楽しむことができます。
今では、生まれてから一度も銭湯に行ったことがないという人も多いので、敢えて入り口はガラス張りにして、中の受付を見やすく入りやすくしました」と語る3代目の澤成一さん。
飲食関係の仕事に就いていたため、接客には特に力を入れていそうです。
- ジェットバス
- バイブラ
- 薬湯
- スチームバス(女湯のみ)
- ミルク風呂
- 水風呂
- 天然石半身浴
- 立ちシャワー
- マッサージ機
- コインランドリー
猫3匹がお出迎え!?






「天狗湯」には看板猫が3匹います!!
天(てん)ちゃん、狗(ぐー)ちゃん、チャコールちゃんの三匹です。
てんちゃんとぐーちゃんは、フロントでお出迎えしてくれたり、銭湯内を歩いていることがありますが、チャコールちゃんは臆病な性格なので見かけたら超ラッキーだそうです!!




待合室では猫をモチーフにしたオリジナルグッズなども販売し、ちょっとしたギャラリーショップのようです!!



「天狗湯」は、銭湯好きだけでなく、猫好きにもたまらないスポットですね♪


入浴料金


- 入浴料 :大人550円 子供200円
- レンタル:フェイスタオル 40円
- レンタル:バスタオル 100円
- 販売:フェイスタオル 270円
浴場内に備付のボデイソープやシャンプー・リンスを御用意しています。各30円前後からの販売品もあります。
*料金は2025年2月のものです。
ヒストリー




「天狗湯」店主澤成一さんは3代目になります。
初代の祖父澤正治さんは、品川区西部で風呂屋を経営していましたが、戦災で焼失してしまい、1954年に現在の西荻窪に移られました。
そのころの屋号は「天狗湯」ではなく「吉野湯」だったそうです。
その後、建物に傷みが目立ったので、1969年に建て替え、それを機に屋号を「天狗湯」と改めました。
西荻窪は庶民的な街なので、なんとか銭湯としてがやっていけるそうなのですが、それでも一時は客数も減り苦しい時代が続いたそうです。
澤成一さんは、2001年にロビーを作ったり、2018年の6月には外壁をはじめ、いろいろ新しくするなどの、工夫を重ねていきます。
近年行ったリニューアルで、いろいろと新しくなっていますが、一つだけ開業以来変えてないことがあるそうです。
それは同じ井戸水を使い続けている、ということです。
店主の澤成一さん「3代目として変えていくべきところは変えていき、守っていくべきところは守っていく」と語っています。
まとめ




この記事では東京都杉並区西荻窪にある昭和なレトロ感が漂う銭湯「天狗湯」についてまとめました。
店主の澤成一さんは現状に満足することなく、「天狗湯」や周りの地域のために、いろいろな企画を考え実行されています。
そのロックな生き様も「家、ついて行ってイイですか?」で紹介されました。
皆さんも是非、昭和レトロな感じを残しつつ、新い取り組みも忘れない「天狗湯」に足を運んでみてください!!



猫好きの私は、てんちゃん、ぐーちゃん、チャコールちゃん目的で「天狗湯」に行きます!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。