今回は、佐賀県白石町のカフェ&バル「とこのとこ」を紹介します。
オーナー江口智子さんは、佐賀県白石町須子地区で500年続く郷土料理の「須古寿し」に出会い、「須古寿し」を通じて地域に貢献したいという思いでカフェ&バル「とこのとこ」をオープンさせました。
そんな「とこのとこ」は、2025年3月22日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
この記事では、佐賀県白石町の郷土料理「須古寿し」が食べられると評判のカフェ&バル「とこのとこ」についてまとめました。
「とこのとこ」について


古民家を改装したとは思えない、おしゃれでモダンな外観です!!
大きなガラス付きの扉なので、初めての方でも安心して入れますね♪
基本情報
とこのとこ SUKOカフェ&バル
- 住所:佐賀県杵島郡白石町堤624‐1
- 電話:090-3413-3245
- 定休日:月曜日 火曜日
- 営業時間:11時30分〜17時(金・土11時30分〜22時)
- 駐車場:あり
- 開業:2024年3月
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/tocontoco/




店内もおしゃれでモダンな雰囲気です!!
2階は良い意味で古民家の良さが残っていて、とっても落ち着きます♪
個人的には、どちらの雰囲気も好みです♡
特徴


「とこのとこ」は、須古城址のすぐ近くの閑静な住宅街にあるお店です。
古民家を増改築したナチュラルモダンの素敵な店内で、白石町で500年以上受け継がれてきた郷土料理「須古寿し」が食べられるお店というのが最大の特徴です。
人気メニューは、管理栄養士の資格を持つ店主が作る、こだわりの「須古寿し」と白石町の農家さんから仕入れたお米や旬の野菜を使ったおかずやデザートがセットになった「須古寿しランチ」。
器に敷かれた「須古寿し」を専用のヘラで掬って食べる昔ながらの食べ方で、地元の方からも好評です。
また、金曜日と土曜日は夜の営業も行っており、ビュッフェ形式で様々な地元食材を使った料理を日本酒やワイン、焼酎などと一緒に楽しむこともできます。


「須古寿し」は寿司飯をもろふた(押し寿司用の浅い木箱)に敷き詰めて、小分けに区切りを入れ、ムツゴロウの蒲焼をはじめとする色とりどりの具を盛りつけたお寿司のことです。
具には、季節や各家庭によって様々な海や山の幸が用いられます。
また、寿司酢にはムツゴロウのかば焼きの骨を漬け込んだ合わせ酢を用いるのも特徴です。
近年ではムツゴロウが減少していることから、エビやコノシロで代用する事もあります。
須古地区では祭や祝い事には欠かせない料理で、500年以上もの歴史があります。
もとは、善政を敷いた須古の領主に感謝を込めて献上した料理であったとされています。
ヒストリー

「とこのとこ」のオーナー江口智子さんは、500年続く郷土料理の「須古寿し」を守ろうとカフェ&バルを開きました。
福岡県出身の江口智子さんは大学卒業後、管理栄養士として佐賀県の大学に就職しました。
結婚出産を機に旦那様の故郷、佐賀県白石町須古地区に移住しました。
そこで出会ったのが須古地区の郷土料理「須古寿し」でした。
最初は「これがお寿司なの?」と驚いたという江口智子さん。
その後「須古寿し」の作り方を学び、管理栄養士として実習で指導を行うなど、「須古寿し」と深く関わるようになっていきました。
そして「須古にしかないこの華やかな「須古寿し」で、大好きな街を元気にしたい!!」という思いが強くなり、江口智子さんは、2024年3月に古民家を再生させたお店、カフェ&バル「とこのとこ」をオープンさせました。
まとめ


今回は、佐賀県白石町の郷土料理「須古寿し」が食べられると評判のカフェ&バル「とこのとこ」についてまとめました。
500年も続く郷土料理を、古民家を再生させたおしゃれでモダンな空間で食べれるので、少し不思議な感じがしますが、そこが「とこのとこ」の最高に良いところです!!
皆さんも、佐賀県白石町に行く機会がありましたらカフェ&バル「とこのとこ」に立ち寄って郷土料理の「須古寿し」を味わってみて下さい。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。