今回は、山口県周南市の移転して復活した老舗洋食店「東洋館」を紹介します。
「東洋館」現オーナーの濵田剛さんの父親である先代の濵田義忠さんが創業し60年近く営業していましたが、とある事情で閉店してしまいました。
しかし現オーナーの濵田剛さんが、常連さんや、母の濵田ヨシ子さんのため、勤めていた会社を辞め、2024年7月に「東洋館」を復活させました。
そんな「東洋館」は、2025年3月29日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
この記事では、山口県周南市の移転して復活した老舗洋食店「東洋館」についてまとめました。
「東洋館」について


レトロな外観で素敵です。
深夜食堂だけあって夜の方が雰囲気が出てますね♪
基本情報
東洋館(とうようかん)
- 住所:山口県周南市若宮町2-14
- 電話:0834-34-1467
- 定休日:月曜日 火曜日(不定休あり 詳しくは公式Instagramより)
- 営業時間:18時〜0時
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/takeshioutside/


店内もレトロな雰囲気で、どこを撮っても絵になります。
カウンター席が8席だけの小さなお店ですので、お店の方との距離が近くて会話が弾みそうですね♪
特徴


東洋館は、18時から午前0時まで営業の深夜食堂です。
料理はハンバーグ、ハム、エビフライにごはんが付くAランチや、カツ丼などのほか、貝柱のフライやエビフライなど単品メニューも用意。
マヨネーズやドレッシングなど全て手作りです。
中でも一番の人気は「Bランチ」!!エビフライ・チキンピカタ・ハンバーグの3つの味が楽しめるこのメニューは昼営業の頃からの名残りで、先代の時代から愛され続けています。
店内はカウンターのみ8席でコンパクトな店内だですが、昭和レトロなテレビを設置するなど随所にこだわりを感じます。
現在はオーナーの濵田剛さんと、母の濵田ヨシ子さんのお二人でお店を切り盛りしています
ヒストリー


長く常連客から愛されてきた老舗食堂「東洋館」が2024年7月29日、改装に伴う3年の休業を経て周南市若宮町に移転オープンしました。
「東洋館」は、現オーナーの濵田剛さんの父親である先代の濵田義忠さんが周南市銀座の地下街で創業。
濵田義忠さん、弟の濵田保さん、妻の濵田ヨシ子さんの3人で店を営み、多くの常連客が足しげく通っていました。
しかし弟の保さんが病に倒れ、2021年に先代の義忠さんも病に倒れて突然亡くなり、閉店することになりました。
悲しみにくれた日々を暮らす母・ヨシ子さんに、剛さんが保存しておいた店の材料で料理を再現すると「お父さんの味だ…」と涙を流しました。
その姿に「味を残せば、父は記憶の中で生き続ける。父の店を愛してくれたお客さんも思い出してくれる」と考えた剛さんは、格安物件を借り、仕事を続けながら2年かけて自ら改装。
父に聞き取りをして書きためた「レシピノート」や調理をする父の映像を繰り返し見て味を再現するべく研究を重ね、2024年7月、「東洋館」を再びオープンさせることができました。
まとめ


今回は、山口県周南市の移転して復活した老舗洋食店「東洋館」についてまとめました。
移転しておしゃれに生まれ変わった「東洋館」は、常連だった方にも懐かしくて美味しいお店、新規の方には楽しく美味しいお店となっています。
何より現オーナーの濵田剛さんのご両親への想いがたくさん詰まったお店となっています。

現オーナーの濵田剛さんの人柄とセンスの良さが、お店に現れてますね!!
皆さんも、山口県周南市に行く機会がありましたら復活した老舗洋食店「東洋館」に立ち寄って昭和レトロな雰囲気を味わいながら、どこか懐かしい洋食を味わってみて下さい。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。